MaxOne 組織ホルダー 
急性脳スライスまたは網膜を用いた電気生理学的記録において再現可能な結果を得るための大きな課題の1つに電極アレイ上にいかに組織の付着を的確に行うかということがあります。そこでMaxOneの組織ホルダーについてご説明します。
MaxOne組織ホルダーは、記録している間MaxOne MEAセンサー上に組織を平坦にし、実験中組織を固定し続ける信頼性の高いツールです。灌流システムに簡単につなぐことができ、チューブをMaxOneのマグネットプレートの先にのせることができます。組織ホルダーはサンプルのイメージ化に利用したり、網膜や光遺伝学の研究において光刺激を投射することも可能です。
主な仕様
安定かつコンパクトな設計
- 総重量 (kg): 1.7
- 底面プレート (cm2): 32.4 x 13.4
- 顕微鏡上に取り付け可能
- メートル法および帝国法(ヤード・ポンド法)が利用可能
3軸マイクロマニピュレーター
- 移動距離 (mm):
- X軸: ±7
- Y軸: ±7
- Z軸: ±10
- 組織サンプルを平らにするための高精度圧力
- 出し入れが簡単な動きが滑らかなスライダー
- スケールを使用したZ位置表示
交換可能なインサート
- 材質: PMMA(アクリルガラス)
- 灌流チューブ用の穴を含む
- 細かいメッシュや膜と共に使用可能
- 透明な液体 – 空気界面用のガラス製カバーガラス